どうも、元ホテルマンのよっちゃんです。
突然ですが、皆さんはビジネスホテルはよく利用しますか?
ビジネスホテルというとシンプルで機能的、出張者や短期滞在者を対象とした宿泊施設を想像するかもしれません。
しかし近年その概念が変わりつつあります。
シティーホテル並みの高級感を持つ
進化系ビジネスホテル
が増加しており、この新しいトレンドが宿泊業界に風を送っています。
2023年10月14日の産経新聞さんのニュース記事を元に私の見解をお話ししていきます😊
スポンサーリンク
要点のまとめ
- 宿泊業界は稼働率の追求から客室単価の追求へと戦略転換。
- 「泊まるだけのホテル」からの脱却が課題となり、多くのホテルがサービスや機能を強化。
- ビジネスホテルのリッチモンドホテルは7ホテルを大規模改装。体験価値の向上を目指している。
- ホテル京阪は高級感と手頃さを組み合わせ、客の五感を刺激するサービスを提供。
- 多くのホテルが健康や美容に関連するサービスや施設を強化している。
宿泊する側としてはビジネスホテルがパワーアップすることはめちゃくちゃ嬉しいですよね。
出張できたビジネスホテルでジムやスパなんかがあったら会議あとのリフレッシュにもなります🤩
課題点
- シティーホテルとの差別化が必要。
- 客のニーズの多様化に迅速に対応する必要がある。
- 高級ホテルとの価格差を維持しつつ、高品質なサービスを提供するバランスを取ること。
つまりお客様のニーズをつかみ、より試行錯誤をしてホテルをどう良くしていくかをこれまで以上に考えていかなければいけません。
まぁどのサービスも基本と言えば基本なんですが、ビジネスホテルにもこういう競争が本格化しいきそうですね。
実際にコロナ禍を背景に宿泊の目的が出張からレジャーにシフトしています。
都市部のホテルの稼働率は徐々に回復しており、宿泊客の多くがより上質な滞在を求めています。
このニーズに応える形で進化系ビジネスホテルが注目を集めているのです。
この新しい波は消費者にとってもポジティブな影響をもたらしています。
一つにはより手頃な価格で高品質なサービスや施設を楽しむことができること。
また多様なニーズに応えるためのサービスや施設の増加は、旅行や滞在の魅力を一段と高めています。
まとめ
進化系ビジネスホテルは新たな価値提案を持って消費者にアピールしています。
それは単なる「宿泊」ではなく、滞在そのものを楽しむための場所としてのホテルです。
出張でもレジャーでも、それぞれのニーズに応じて快適に過ごせる空間を提供することが今後のホテル業界のキーとなるでしょう。
今後も進化系ビジネスホテルの市場は、その手頃さと高級感の絶妙なバランスで、多くの支持を集め成長していくことでしょう。
私たち消費者にとってもより良い宿泊体験を求める旅がこれからも続くことを期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またのお越しを!
スポンサーリンク